逆 説 幸 福 論

水のように考えること



『全能の逆説』とは、


『何でもできる人間は、自分で持ち上げることのできない重たい石をつくることができるのか!? 』






もし作ることができたら当然彼はそれを持ち上げることができない。


しかしできないことが一つでもあるのならやはり彼は全能ではない。



パラドックスだ。










んー . . . わかったけど. .  






なんかしっくりこない。










へ?











なんてゆーか . .  頑張ったら意外といけんじゃないの?


とか思ったりする。












仕方ない。

彼には少しかわいそうな気がするが、他にもやってもらおう。














1.『何でもできる人間は、自分で食べられないほど熱々の、できたてタコ焼きを食べることができるのか!? 』


ダチョウ倶楽部の営業妨害である。大やけど必至だ。






. . .









2.『何でもできる人間は、自分でかぶれないほどピチピチのパンストをかぶることができるのか!? 』


とんでもない顔になりそうだ . . . 頭ごとイってしまうかもしれない。















3.『何でもできる人間は、自分で留められないほど強力な洗濯バサミを乳首に挟むことができるのか!?』


運良く挟めても、その瞬間彼の乳首は、家族の縁もろとももパチンッ!!. . だ。












4.『何でもできる人間は、自分で恥ずかしくて耐えられないほど恥ずかしいポーズを取れるのか!?』


なんだかんだ照れやがってグダグダになりそう . . 








なんだよ! 全能者だって、できないこといっぱいあんじゃん!













そう。


安心してくれ。

この世に完璧な人間なんて存在しないんだ。








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この広い宇宙のどこかに、無限の部屋を持つ、


その名も『ヒルベルトの無限ホテル』というものがあるという。















来てみた。 








一人で。















しかし、どうやらこのホテル、今は満室らしい。



『すぐに空ける。』という事だが、どうしたコトやら.  . . ったく、ガセネタかよ。










すると、館内放送が流れた。



『皆様、たいへん申し訳ありませんが、お客様のお部屋番号より数の一つ大きい客室へ移っていただけますでしょうか。』







1号室の客は2号室へ、2号室の客は3号室へ . . .








なるほど。無限だから一つズレて、俺は1号室に泊まれるんだな。


















て、それだけかよ。






なんだよ、逆説マニアにはちょっと物足りなかったな。



なんて思っていた矢先 . . 









え!!










なんと、今から無限の客がくるという情報が入った。










無限の客? なんだよそれ、『そんなものあんのかよ』と思っていたが、もうとっくに『そんなもん』はない。





それはさておき、どうする!『無限ホテル』!!

また一室ずつズラしていくだけなら日が暮れるぞ!












しかし、私の興奮とは裏腹に、ホテルの対応は終始落ち着いていた。



『皆様たいへん申し訳ありませんが、お客様のお部屋番号に2をかけた客室番号に移っていただけますでしょうか。』




1号室の客は2号室へ、2号室の客は4号室へ、3号室の客は6号室へ . . .






















ん? 何が起こったの?






















全て(無限)の奇数番号の客室が空いたのだ。










こんなふうに無限ホテルは、少し頭をひねれば永遠に客を泊める事ができる。















私たちの心も、


こんなふうに、ちょっと何かを足したり掛けたりするだけで、


無限に人を受け入れてやることのできる隙間をつくる事ができるんじゃないかなあ . .





だって、形の無いものはあなたが限界を決めてるだけで、本来それに "限り" はないんだから。






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先にお願いがある。






対象を変えさせてもらいたい . .





私は無類のネコ好きであり、


この話はそんなネコ好きにはとても悲しい逆説なのだ。










よし! ネ◯ミさんにしよう。


いや、あの人はテーマパークで今日もたくさんの人に夢を与えている。






じゃあゴキ◯リさん。


いや、みんなにあんなに嫌われながら命がけでゴミ回収している。彼らに何の罪も無いのは明らかだ。









マラソン大会で『一緒に走ろうね。』って言っといて開始1分半で裏切るヤツにしようか。いや . . 








いや、何でもいい。ネコ以外なら。




















箱の中に『ソレ』がいる。



ついでに毒ガスも入れる。















一時間経った。














『ソレ』はおそらく死んでいるんだろう。

けど、生きているかもしれない。




どちらとも言えない。

なぜならあなたはまだ見ていない。







箱を開けて、ソレが死んでいたとする。

"死んだ" のはあなたが見た以前だろう。しかしそのことが確実になったのはあなたが見た瞬間である。


つまり、見た瞬間にあなたは過去に逆のぼ­り過去の事実を決めた。








私たちは現実を見た瞬間に、物事が白か黒か判断するんだ。


逆に言うと確認されないと物事は事実にならない。









あなたが受験で受かったのは、あなたが答案を書き終えた瞬間なんだ。


けど現実はあなたに通知が来てそれを見た瞬間である。










そうなると、ある疑問が浮かぶ。












浮気はバレないと浮気じゃないのか?





















きっとそうなんだろう。

















でもバレれば毒ガスどころじゃ済まない。

ちなみにこれは逆説でもなんでもない。リアリティだ。











浮気する人を人間のクズだと言う人もいれば、


不倫は文化だという人もいる。






マザーテレサがいれば、

ヒトラーもいる。











私たちは事実ではなく解釈で生きている。









あなたの捉え方次第で世界は簡単に変わっちゃうんだ。



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