逆 説 幸 福 論

水のように考えること




人食いワニが現れた!



そして子供を人質に取り、その子の母親にこう言った。





『オレがこれから何をするか言い当てたらお前の子供を食わないが、不正解なら食う。』 












 これはたいへんだ。

 




















しかし、人々の心配をよそに、次の瞬間、ワニは母親の言葉に凍りついてしまう。



 


























『あなたは子供を食べるでしょ。』




 










 . . . 




















わかりました?





















もしワニが子供を食べようとしていたら、

母親はワニのしようとしていた事を当てたので、ワニは子供を食べてはならない。





逆にワニが何か違う事を企んでいたのなら、母親は不正解なので、ワニは子供を食べていいことになる。


でももし食べようものなら母親の言っていた事は正解になってしまうので、やっぱり子供は食べられない。











人食いワニはパラドックスの無限ループに陥り、


子供を食べる事も、食べない事さえもできなくなってしまう。











さて、




混乱中のワニ君は置いといて、






『不思議の国のアリス』の作者としても有名なルイス•キャロル氏が書いたこの話、








実はこれ、


ベルに使われている原理と同じなのです。




通電すると電磁石に引っ張られ接点が離れ、そうすると電磁石が磁力を失って、また接点がくっつき通電する。


それを繰り返し『ジリリリリリリッリリリリリーッ!!』と音が鳴る。





まさに今のワニ君の頭の中を表しているようですね。










混乱という無限ループに陥ってしまったワニ君ですが、

今日、私たちは彼らのお陰で、恐くて危険なモノからいち早く避難する事ができるのです。





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時計の針を見てみる。



わかりやすいように秒針を。


 
















動いている。











カチ . . カチ. .  カチ . . . . .













当たり前だ。


















でもたまにこんなことないですか?














パッと時間を見たら、




















アレ?






秒針、止まってる?









 . . .











ホっ . .




動き出した。
 














そう、



時は流れている。



でも一瞬一瞬は止まっている。










つまり一瞬一瞬の積み重ねが時の正体であり、


飛んでいる矢も一瞬一瞬は止まっているんだ。





まるで写真のように。



映画のように。



















僕らは一瞬という永遠を生きているんだ。





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人間という生物はホントに矛盾が大好きである。 



ひとたび街を歩けば、すぐにあなたはそれに気づくだろう。


『省エネ No1. 冷蔵庫!』


『エコカー減税!』


『Co2大幅カット!』





え? 矛盾?

良いコトなんじゃないの?

エコだし. . .






そう言って、人々は飛びつき消費量はぐんぐん上がる。

つまり、エネルギーを効率化すればするほど需要が高まり、資源消費量は加速度を増してしまう。エコグッズもやがて世に溢れ、世界はゴミだらけに。

経済成長しながら国は滅びゆく。パラドックスだ。



エコ。何かを減らそうとしているのに、発明、何かを作り出すという行為は、矛盾している。

まるで、ネコが自分のシッポを追いかけて、クルクル回っているよう。追いかけている最中は楽しいかもしれないが、やがて目を回してしまうだろう。


エコよりエゴをえこひいき。

人間は効率化を求め過ぎると、たいてい失敗する。


なら、たまにはチカラ抜いて、無理して失敗するくらいなら、

気楽に、省エネして続けた方がいい。




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