ここは、あるパーティー会場。
何やらゲームが始まる。そして、司会者がこう言った。
「これから配る紙に 100 以下の好きな整数を書いてください。二番目に大きな数字を書いた方には10万円差し上げます。」
さて、あなたは何番を書く?
当然一番大きい数字、『100』を書く人はいないだろう。書けばその人は絶対貰えない。
しかし、『100』を書く人がいないならみんな『99』も書かないだろう。一番大きい数字を書いた人になってしまうからだ。思い出してくれ、このゲームは二位が勝つ。
99を書く人がいないんだから98を書く人もいない、
99を書く人がいないんだから98を書く人もいない、
98を書く人がいないんだったら97を、96を、 95を . . .
『ええい、なら0か!?』
深読みすればするほど、どんどん数字は小さくなっていき、とうとう数字は0に。でも、0なんかで勝てる見込みなんてほとんどありませんよね?
う~ん . . .
でも、ど~しても10万円欲しいのなら。。なら、不正を行って下さい。誰かに『100』を書かせましょう。これしかありません。
おっと、でもその前に。その人ホントに、『100』と書きますかね?あなたの言った通りにしますかね?あなたが『99』と書くことを知っている彼は『98』と書きませんかね?絶対書きませんかね?
ぶっちゃけ不正していただいて構いません。見なかったことにします。今回は以前の『一万円札オークション』のように、損をすることはないでしょう。貰えるか貰えないか、それだけです。
でも、10万円手にできる機会を失うことよりも、もっともっと大きな何かを失わないようにして下さいね。では、始めましょうか . . .
いかがでしたか?こんな言葉があります。
『我々の信用は、我々の一つの財産である。』
- ジュベール -
誰かを裏切る。というコトは、あなたの価値を下げ、財産を失なってしまうこと。10万円より、ずっとずーっと大きな財産を。