『写真で見るより男前ですね。』


写真写りが良い人悪い人。実物の方が良い人悪い人。そもそも『実物』とはいったいなんなのか。実物とは、一般に肉眼で捉えられる画像のことである。


写真はカメラのレンズを通して撮られる。私たちの眼もそうだ。眼はただのレンズでしかなく、そこから電気信号として情報が脳に伝わり、画像を認識する。

眼が重要なように、カメラの世界においてレンズ選びはものすごく重要で、それ一つで写し出す世界が全く違ったものになる。しかし人間のレンズ(眼)はカシオやニコンで大量生産されているような精密で同じものではなく、視力も違えば瞳の大きさ、目の色だって違う。そして記録メディア(脳)は最も異なっている。

カメラによって写真写りが違えば、他人があなたを写し出す『他人写り』も違うはず。それぞれが写し出す世界は全く異なっている。

どうせ見てる世界が違ってるんだったら、人の目なんか気にせず自分を貫けばいい。

焦点を当てるのはどこでもない、自分自身。



ちょっと笑点チック。