『心頭を滅却すれば火もまた涼し』『心 • 技 • 体』『心身ともに』『カラダだけの関係』 . .
心と身体は、しばしばくっついたり離れたり。
果たしてそれは同じものか、全く別ものか?
もしあなたが生まれたときから目隠しされ宙吊りに。いえ、そちらの趣味はありません。そして自分の身体を含め触れるものが何もなかったとしたら . . あなたは自分に身体があるということを認識できるのか。
しかしこのように考えること、それは少なくともあなたが『魂』を持っている証拠でもある。ならやはり魂と身体は別ものではないか。
地球。
私たち人間は地球の住民であると同時に、それは私たちだけのものではない。世界には記録されているだけでも百数十万種の生物が生息していて、そしてそれらが見る世界は全くと言っていいほど異なっている。
馬の世界はいつでもパノラマビジョンに映り、ネコには赤外線スコープ搭載。ハエは世界をスローモーションで見てるらしく、蛇は温度でモノを見て、一万個以上の眼と持つトンボが見る世界はプラネタリウム。ほぼ360度だという。清原のホームランにも首を傾けて追いかける必要はない。とんぼ違い。
そう。周りに合わせる必要なんかない。その視界はあなたのもの。世界はあなたを中心に回っている。
とんぼのように視野を広く。そして固くならず。
あんまり一点ばかり見つめると、目ぇ回しちゃうから。