逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:インプット

新聞、テレビ、インターネット、クチコミ、twitter、facebook..。日々、世の中にあふれ返る情報群。そんな情報は鮮度こそ命で、新鮮なうちに我先にと、ときには時間やお金、さらには大切な人を犠牲にしてまで、人々は情報を収集する。

しかしそれゆえに過度に雑食となり、好きでもないタレントのプライベートや、知り合いの「◯◯なう」「XXわず」「△△うぃる」までもインプット。情報収集に歯止めが利かなくなり、ついには必要のない情報まで気になって仕方がなくなってしまう。

キケンだ。情報をインプットするということは、次からその情報を頼り、ものごとを判断しやすくなる。そのことについて深く調べたり考えたりという行為が前よりも要らなくなる。つまり、情報が増えれば増えるほど人は考えなくなる。

食事と同じように、知識も人間が一度に吸収できる量はたかが知れてます。情報のダイエットが現代人には必要不可欠でしょう。

え?この情報もいらなかったですか。

 

なかなか覚えられない英単語。とうとうその日は諦めて寝ちゃいました。ところが翌朝復習するとあら不思議、「結構覚えてんじゃん!」みたいなことはありませんか?

これはレミニセンス現象と呼ばれるもので、『最も効果的な学習は睡眠』と言われるほど記憶にとって睡眠とは重要で欠かせないもの。起きているときは雑念や考え事など、ノイズだらけで頭の中はGWの行楽地状態。なので脳はそんなノイズが多い時間帯を避け、夜中ひっそりと記憶の整理を始めるのです。

つまり寝ることで記憶が定着する。ひとしきりインプットしたら、寝る!!

この記事を読んだらすぐ寝て下さいね。


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