逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:エゴ


大量のビニール袋を買ってくる主婦。何に使うのか尋ねると、最近環境のこと考え、エコバックを使い出したからスーパーでレジ袋がもらえないという。だからその店でビニール袋を大量に買ってきたという。

 . . . 汗。


しかしひとたび街を歩けばこのような事態が蔓延していることに気づく。

省エネNo.1冷蔵庫、エコカー減税、特価エコバッグ . . . 



省エネNo.1冷蔵庫を買い替える前に今ある冷蔵庫の開けっ放しや詰め過ぎを控えればかなりの省エネになるし、エコカーに乗り換える前に後ろのゴルフバッグを降ろしたり、急発進をやめれば燃費はグンと良くなる。そしていかにもエコバッグ使ってますわよ、エコのこと考えていますわよ顔しながらスーパーに行くより、物置に眠っていて使わなくなったバッグを使っている人の方がよっぽどエコである。


そう。ほとんどの『エコ』は企業が儲かるだけで、踊らされる消費者はCo2のごとく増加傾向にある。不器用な人類はエコを求めれば求めるほど皮肉にも世界をゴミだらけにしてしまう。経済成長しながら国は滅びゆくのである。



『エコ』本来の意味は自然との調和•共存。それは作り出すことではなく自分の中にある、既に持っているものを引き出すこと。今あるものを見直すこと。 

エコは買い替えることではなく、自分のエゴを取り替えること。



都会のど真ん中に、格安の鉄道会社ができました。

聞けば、一回100円でどこまでもいけるという。


しかしこの鉄道会社、格安ゆえに全ての駅は駅員のいない無人駅で、格安ゆえに全ての駅に改札機は無く、格安ゆえに防犯カメラもなく警備員もおらず、格安ゆえに電車も持っていません。ウソです、電車は持っています。ちなみに線路も、持っています。

利用者は乗車前に募金箱のような箱に、たった100円、チャリンっと入れるだけです。


『チャリンッ!』






でも、カメラが無ければ . .  警備員もいない . . .  



スルー . . . しますよね? 募金箱。

シャビやピルロ、はたまたデラペーニャのように。





もちろん、彼らがキセルをしているというわけではない。

捕まりませんよ、絶対。誰も見ていないんだから。スルー。全然おかしくありません。普通です。しかし鉄道会社もバカじゃありません。あることをします。


改札を作りました。

駅員と警備員を雇いました。

防犯カメラを設置しました。

そしてそれにかかったぶん、運賃を上げました。



あれ? どっかで聞いたことあるよう . .な . . . 

って、いつもの駅でした。



エゴに任せて行動する人間は、そのエゴに対する欲求が強ければ強いほど、それを失うスピードも特急列車。


エゴを捨てて生きれば、運命は目的地へと走り出す。



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