ラテラルシンキング(水平思考)とは、筋道を立てて論理的に考えるロジカルシンキングとは違い、問題解決のために常識や固定観念にとらわれず新しい発想を生み出していくこと。有名な例(出典元不明)でいくと、

Q:13個のオレンジを3人で分けるにはどうすればいいのか?

A:3人で4個ずつ分け、残り1個を3等分する。


が、正解。でもこれはロジカルシンキング。枠組みの中で最大限の利益を求め論理的に問題解決を試みる。これはこれで素晴らしい。しかし、ラテラルシンキングの答えはまだまだ、無限にある。例えば、

A:ジュースにして3等分する。 や、

A:種を植えて5年後みんなで食べようね。

なども、正解。オレンジの加工は禁止していないし、時間を無視するなとも言っていない。つまりラテラルシンキングとは枠を飛び越えたり、枠自体を無視して考えること。

もしこれを「ヘリクツ」や「ズルい」と言っている人はそれでいい。もともとラテラルシンキングに向いてなかったのだろうし、そんな人のアイディアは5年経たとうが何年経とうが一向に実らないだろう。