ヤーキーズ・ドットソンの法則とは、一般に覚醒レベルが高くなるに従ってほぼ比例的にパフォーマンスは増すが、最適なレベルを越えるとパフォーマンスは逆に低下する。覚醒レベルとパフォーマンスには逆U字型の関数関係が成立するというもの。




簡単に言うと、緊張し過ぎもリラックスし過ぎもダメだ、ということ。 

スポーツは適度にチカラを抜いた方が絶対うまくいくし、芸術作品も精魂込めてつくったものより、リラックスして7割くらいのチカラで製作した作品の方が、かえって評価が高かったりする。 愛の告白やプロポーズなんかも、飾らない程度の本気が成功へのカギである。

プレゼンやスピーチも、アガッている人を見ると必ずと言っていいほど、必要以上に難しい言葉を使おうとしていたり、普段は言わないユーモラスなジョークにチャレンジしている。一方、うまい人は難しい語句はあまり使わず、自分の言葉で話している。それゆえ、ジョークもわざとらしく聞こえない。

そう、「なんでも100%」の完璧主義はうまくいかないどころか、人生を息苦しくするだろう。適当なテキトーが成功への一番の近道である。

たぶんねー。