逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:プライド

セルフハンディキャッピングとは、自分自身にハンディキャップを設定することで、失敗のショックを抑えたり、成功の喜びを増大させること。

例えば、テスト前に「俺、全然勉強してねーやー」と周囲に公言する。 そうすることで悪い点を取った時のショックは減少し、逆に思ったより良かった時の喜びは増大する。これは自分の勝利や成功に確信がない時に行う人間の心理的傾向で、『風邪』や『ケガ』『睡眠不足』などを理由に予めハードルを低く設定し、結果がどちらに転んでもプライドが傷つかないようにするためである。

しかしあまり使い過ぎるとクセになり、やがてハンディキャップなしでは生きていけなくなるんじゃないですかね。まぁ、これはあくまで聞いた話なのでそんなに正確ではないですし、それに私の説明もすごく下手なので、皆さんに伝わったか定かではありませんが..

あ~なんか熱っぽいわ~.. 

 

ヤマアラシ症候群とは、他人から傷つけられることを恐れるあまり、自分から他人を傷つけてしまうこと。傷つけるつもりはないのに傷つけてしまうため、結局自分が一番傷ついてしまう。 そしてそのイライラがまた..

この症状に陥りやすいのは「一人っ子」や「エリート」だという。以前は思い通りになったのに、社会に出たとたん歯車が狂い、いつからか相手に毒針を向けるように。


針。人々を傷つける針。

しかし、ものは考えようで、針も裁縫針がなければ温かい洋服を着ることはできなかっただろうし、時計の針がなかったら規則正しい生活は困難だ。方針がなければゴールを見失い、注射針がなければ人命は救えない。

あなたの針も必ず別の使い方があるはず。そうそう、大きく開いた傷口を塞ぐ時なんかも必ず針が必要ですよね。
 
 

ヤマアラシのジレンマとは、たとえ寒くとも、互いのカラダに鋭い針を持ったヤマアラシ同士は、身を寄せ合って暖を取ることができず、近づき過ぎると互いを傷つけ合ってしまうというジレンマ。

『近づきたいけど近づけない』。社内でのコミュニケーションや上下関係、クラスメートに友達との付き合い。そして、恋愛。

『この思いを告げてあの人のそばにいたい。でもそんな勇気がない。』

なぜ勇気が出ないのか。それは自分のことが可愛いからである。自分が傷つくことを恐れ『箱入り自分』になってしまい、想いは想いのままに。

そう、好きな子に告白できないのは、その人よりも自分のことを大切にしているから。その人のことを自分より愛する勇気がないこと。そんな恋なんて今すぐ捨ててしまえばいい。

あなたのその気持ち、傷つくことを恐れなければきっと通じる。

細い細い針にも糸が通るように。


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