逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:ポジティブ

ロストゲイン効果とは、ネガティブな予想が外れるだけで幸福感が増す心理的効果のこと。

例えば、なくしたと諦めていたアクセサリーがひょっこり出てきたり、受験で不合格を確信していたのに合格。義理チョコも貰えないと思っていたら本命チョコをもらったり、第一印象最悪だったヤツが、ピンチの時に一番頼りになってキュン。


忌み嫌われて、悪だと毛嫌いされている「マイナス思考」こそが、実は幸せを運んでくる天使なのかもしれない。

無論これはケースバイケースだが、しかし、幸福のポイントとは、ありきたりの自己啓発本に書いてある、ただやみくもにポジティブシンキングをすればいいわけではなく、落ち込みたいときは落ち込み、泣きたい時には泣くことだろう。

そう、人は一度深く沈まないと、決して高くは飛び上がれない。 



気分一致効果とは、気分のいいときはものごとのポジティブな要素ばかり見えてきて、その逆、気分の悪いときはネガティブな部分しか見えないという現象である。

そう、あのにっくき「悪循環」の原因はコレである。「あぁ、ほんとツイてないなぁ..」「またやっちゃったよ..」「今年も "大凶" 引いちゃったよ。」などなど、気持ちが落ち込んでいる時というのは、どうしてもネガティブな気持ちが連鎖してしまいます。


また、やたらとものごとを否定したり、グチばっかり言う人、そういう人はこのスパイラルにまともに入ってしまってるので、なかなか抜け出せないんですね。ヘコんでいる時に幸せそうな人を見ると、なんかちょっとムカつくのもこれの一種だと言えます。

そう、たとえ同じ世界でも、気分によって全く見えてくるものが違うのです。 それは、気分が変わった瞬間に全く別の世界にワープしていると言ってもいいでしょう。

上昇の世界か下降の世界、あなたはどちらの世界にワープしたい気分ですか?

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