背の低い人がいなければ、背の高い人は存在しないだろう。
太った人がいなければ、痩せた人は存在しないし、天才がいればバカがいて、カタブツがいればチャランポランがいるだろう。アンガールズがいなければ内山君は存在せず、マツコもデラックスでも何でもなくなるだろう。
そして、
不幸な人がいなければ、幸せな人は存在しないだろう。
平等な社会を目指すのは当然不平等な現実があるからであり、それは必ず対になっている。
そう。光があれば陰があり、表があれば必ず裏がある。世界はシンメトリーである。
私たち人間の感じ方にも必ず裏と表があり、『意志が強い人』は『頑固』とも取れ、『積極的な人』は『あつかましい』と取られることもしばしば。『素直な人』も『自主性がない人』になり、『さっぱりした人』は『単純なヤツ』扱いされるかもしれない。
感じ方。
ある人には風が暖かく感じられ、別の人には冷たく感じる。
風そのものに答えはなく、それは各々の感じ方でしかない。
他人の価値観に合わせていてはきりが無い。
いつもやさしく愛想よくなんてやってられないよ。
理由はかんたん。時間がないんだ。
- スナフキン -