逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:ルール

ルール、伝統的な慣習や権威、自分を取り巻く全ての環境に息苦しさを感じ、反抗する時期、そう、反抗期。一般的には小学校を卒業したくらいだろうか、青年初期から現れる傾向である。 

とにかく縛られるのが大嫌い。校則を嫌い髪を染めたり、制服のシャツをズボンに入れない。常識を嫌って敬語は一切使わなければ、法律を嫌って酒やタバコに手を出し、原付を乗り回す。深夜になっても家に帰らず、先生や親の言うことなど全くきかない。

しかし、茶髪にピアスに腰パンで、酒やタバコに朝帰り。これでは結局「反抗期」という枠の中でキレイに整列してたりする。

そう、彼らはただ単に、並ぶ場所を間違えただけなのである。
 

あるところで格安の鉄道会社が開通し、運行を始めました。

なんと初乗り100円でどこまでもいけるという破格っぷりで、利用客はどんどん増えていきます。格安の理由は人件費を削るために全ての駅を無人駅にしたことや、防犯カメラ、改札をなくしたこと。それ以外は何ら普通の駅と変わりません。

しかし、そうすると何かが起こりますね。そう、無賃乗車、『ただ乗り』です。「誰も見ていないんだからいいだろう」と、運賃を踏み倒す人が後を絶たなくなります。

しかし鉄道会社も黙っていません。ある作戦を決行します。ただで通り抜けられないように自動改札機を導入したのです。さらに防犯カメラを付け、おまけに全駅に駅員を配置したのです。あれ?って、いつもの駅じゃん。

ただ乗り犯がした行為は無賃乗車のみではなく、立派な『裏切り行為』。みんながルールを守る中、自分だけ身勝手な行動を起こすと全体の機能は停止、やがてそれは自分に跳ね返ってきます。そう、結局ただじゃ済まされません。
 
 


とある企業に新しい社長がやってきた。そしてその社長が就任挨拶でこれからの経営理念を熱く語り出す。


『我が社はこれからの時代をリードするべく、常にルールを変えていかなければならない!』

熱心に聞き入る社員たち。熱弁は終了。しかし、数日後、何も変わっていない会社に社長は怒り心頭。

ところが、割って入った一人の社員がこう主張する。

『私たちは「常にルールを変えていかなければならない」というルールを早速変えて、従来通りの業務を行っています。』と。

一休さんか。




ルール。

社会と調和するために非常に重要なものである。しかし多くの人は新しい規則ができてもあまり考えず、当たり前のようにそれに従う。多少疑問に感じていても大きな行動は起こさず『みんなやっているから』と流される。挙句の果てには流されていることを『協調性』と言いだす始末。



モノマネ上手な人間たち。それはまるで酷似した『自由』という自由のない書が教室の後ろに張り出されるよう。

『自由』に間違いを起こす自由が含まれていないのなら、自由なんか必要ない。

そんな現実こそ、我々は書き変えていかなければならない。



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