逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:健康

検診。

病気にかかっているかどうかを調べたり、その予備軍ではないかどうかを判断するために行う診察や診断のこと。

これを受けたことのない読者は、まずいないだろう。学校や会社で強制され、またはボランティア団体に促され、今日もどこかで検診が行われている。間違いない。そしてその検診によって今日も誰かが救われている。こちらも間違いない。

しかし、それと同時に誰かを不健康にしている、かもしれない。

というのも、検診を受けて何も異常がないこと、例えば飲んべえの人が、自分の肝臓や脳、血液に何の異常を認められなかった。つまり健康だったらさあたいへん。今晩は間違いなく日本シリーズを制したような祝勝会が開かれるだろう。

ヘビースモーカーやカフェインラバー、ポテチイーターやソクセキMENにネブソクン(※勝手に命名)もみ~んな一緒。そう、『健康』というハンコが押されてしまえばかえって依存量は一気に増えてしまう。

つまり、だ。検診をすればするほど多くの人を健康にするが、それと同時に多くの人を不健康にしてしまうのある。 

こんなひねくれたものの見方をする私。連休明けくらいにちょっと検診行ったほうがいいな。 
 

人間は怪しいことに対しては疑うが、当たり前のことに対しては疑わない。

当たり前である。しかし、その『当たり前』が時に思わぬ事態を招くことになる。例えば、テレビで『きな粉』がカラダにいいという情報が流れたら、翌日きな粉はスーパーから姿を消すだろう。ところが、その後きな粉の食べ過ぎによって健康被害が出たと言うことをニュースや人伝いに聞けば今後買うのを控えようという気になる。よくある話だ。

では、これが逆だったらどうだろう?

予めきな粉はカラダにいいが、食べ過ぎるとあまり良くないということを知っていた上で例のテレビを見たとすれば、きっと翌日早起きしてスーパーに並ばなかっただろうし、適量を超えることも無かっただろう。これを『接種理論』といい、予防接種のように予め弱い反論を頭に入れておくことで、強い説得がきた時にも無駄に左右させられることがなく、冷静にものごとの判断が可能になる。

洗脳や悪徳商法、世の中騙されることが多いので是非、この接種理論、実行して下さい。強く勧めておきます。え?「考えておく」?

ははーん。どうやら『接種理論』の予防接種済みのようですね。

 

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