とある中学校のとある中間テスト。そこにありそうでなさそうなハプニングが発生。なんとクラスの全員が0点を取ったのである。

というのも、全員が問題を勘違いして解答。その問題は英作文で『夢について書きなさい』というもの。問題の意図する『夢』は睡眠時に見る夢。しかし生徒は勘違いし、各々の『将来の夢』を書いてしまった。

テスト前に夢に関する授業は行っているので先生に非は認められず、本来なら間違いとするところなのだが、なんせ全員が間違えたことにより生徒は一斉に反発、問題の説明不足を訴えた。

これには先生もお手上げ。結局、問題そのものが変えられて生徒の0点は帳消し。『将来の夢についての英作文』として再評価されたのである。めでたしめでたし。

全員が不正解ならそれが正解。これが世の中の正解なのである。