リップスティックインデックスとは、不況になれば口紅の売り上げが上がること。

通常不景気になると消費者の財布のヒモは固くなり、ブランド品や高級家電などのいわゆる奢侈(しゃし)品の需要は下がる。しかしそれに反比例して口紅の売り上げは上がることがあるという。これは家電やブランド品に比べると口紅は比較的安価で、それでいて簡単に気分を変えられるからだと言われている。

考えてみれば、不況になれば二酸化炭素の排出量は減るし、誰かが離婚すれば弁護士は儲かる。もちろん肯定するわけじゃないが戦争でボロ儲けしてる人だっているのだ。表裏一体、表があれば必ず裏がある。これが世の中の飾らない真実、つまりスッピンなのである。