この世のありとあらゆること、なんでもできる全能者。100mを1秒で走ったり、空を飛んだり、天気を自在にコントロールしたり、マナとカナを的確に見分けたり。
しかし、もしそんな人物が本当にいるとすれば、彼 or 彼女は、自分に持ち上げられないほどの重い石を持ち上げることができるのか。
「自分に持ち上げられない」のだから、持ち上げることはできない、しかしそれでは「なんでもできる」ことにならない。それは全能者でもなんでもなく普通のおっちゃんだ。つまり、だ。全能者は『できないということ』が絶対にできないのである。
よって、真に全能な者はこの世に存在しないのである。
しかし、もしそんな人物が本当にいるとすれば、彼 or 彼女は、自分に持ち上げられないほどの重い石を持ち上げることができるのか。
「自分に持ち上げられない」のだから、持ち上げることはできない、しかしそれでは「なんでもできる」ことにならない。それは全能者でもなんでもなく普通のおっちゃんだ。つまり、だ。全能者は『できないということ』が絶対にできないのである。
よって、真に全能な者はこの世に存在しないのである。