逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:怠惰思考

仕事や恋愛、人間関係などに行き詰まったとき、ヒトは気分転換という行動に出る。溜まったものを吐き出さなければ、いずれパンクしてしてしまうからだ。旅行やゲーム、子どもやペットと遊んだり、散歩、タバコ、マッサージ、パチンコなどなど、その手段は様々。

さて、アタマを一度リセットすることで、結構な確率で何かひらめいたりする。しかし、よくよく考えると「なぜこんなカンタンな答えが最初から出てこなかったのだろう?」「なぜ行き詰まったのだろう?」と、思うことは少なくない。

それもそのはず。アタマの中は日々の業務や問題でパンパン。新しいアイディアが浮かぶすき間すらなかったのである。つまり、だ。アイディアが出なくなったから気分転換する人は、気分転換をしなかったからアイディアが出なかった、とも言えるのである。



なかなか覚えられない英単語。とうとうその日は諦めて寝ちゃいました。ところが翌朝復習するとあら不思議、「結構覚えてんじゃん!」みたいなことはありませんか?

これはレミニセンス現象と呼ばれるもので、『最も効果的な学習は睡眠』と言われるほど記憶にとって睡眠とは重要で欠かせないもの。起きているときは雑念や考え事など、ノイズだらけで頭の中はGWの行楽地状態。なので脳はそんなノイズが多い時間帯を避け、夜中ひっそりと記憶の整理を始めるのです。

つまり寝ることで記憶が定着する。ひとしきりインプットしたら、寝る!!

この記事を読んだらすぐ寝て下さいね。


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