辛いとき、苦しいとき、目標に向かって突き進むとき。そんな時にいつも自分を勇気づけてくれたり戒めてくれる言葉、座右の銘。持っている人は少なくないだろう。また、面接に挑むときやスポーツをやっている人は持っていないといけない、そんな空気すらある。

でも、果たして座右の銘を持つことがそんなにも重要なのだろうか。

例えば座右の銘が『継続は力なり』な人は、根気のない人が思いついた可能性が非常に高い。また、座右の銘が『情けは人の為ならず』な人は、人を助けて何度も失敗してきたんだろう。『怒らない』なんて短気な人以外思いつかないし、『諦めない』は挫折キング。

そう、つまり座右の銘とは単に自分の弱点を嬉しそうにさらけ出しているに過ぎないのである。

弱点は自分で理解して改善の努力をすればいいだけで、胸を張って人に言う必要はないのではないか。だから私は決して座右の銘は持たない。これこそが私の座右のめ.. いや、えーっと..

ポリシーである。