逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:映画

車好きや映画好き。音楽好きに野球好き。旅行好きやラーメン好き、酒好き、ネコ好きにオンナ好き。

何を好きになるかならないか、我々には自由がある。しかし世の中は面白いもので、何かを好きになればなるほど、それの嫌いな部分もクローズアップして投影される。 

例えば、『車好き』になればなるほど理想の車種は絞られ、それにそぐわない車には乗らなくなる、つまりダサい車は嫌いになる。また、『映画好き』になればなるほど駄作に対する評価は厳しくなる、つまり二流三流映画は嫌いになる。『ラーメン好き』になればなるほどラーメンが嫌いになり、『ワイン好き』はワインが嫌いになり、『野球好き』で野球選手になった人が野球に対して抱えるストレスは尋常じゃないだろう。

好きになればなるほど嫌いになってしまう。だけど好き。こんな矛盾した世界が好きでたまらない。



ヒーロー。仮面ライ◯ーやスー◯ーマン、スパイダー◯ンにアンパ◯マン。また、現実の世界でも悪をくじき弱きを助けるような人のことを我々はヒーローと呼ぶ。しかし、ヒーローの慈善行為は時に大きな大きなジレンマに直面する..

かつて映画『ダークナイト』で史上最凶の悪党ジョーカーがバットマンに吐いたセリフ「お前が俺を完成させる」は、まさに真理をついていて、正義の力が大きくなればなるほど悪の力も大きくなる。

つまり悪を増殖させているのは誰でもない、お前なんだ、と、正義の味方バットマンの存在を全否定、いや全肯定して精神的に追い込んだジョーカー。彼が狂気と快楽だけで行動するただのサイコパスではないことを自ら証明してみせた。

決して悪を肯定してはいけないが、真っ向から否定してしまうのはもっとよくない。悪魔がいるから神がいて、困難があるから成功がある。病気があるから健康があり、差別があるから平等があり、不便があるから世の中はどんどん便利になっていく。一番悪いのは『悪い』ということから目を背けてしまうこと。それが本当の敵。



「アメリカ人はトウモロコシでできている。」


例えば、アメリカの国民食と言ってもいいハンバーガー。ハンバーガーのパテである牛肉のほとんどはコーンで育てられた牛であるし、それを挟むバンズも小麦ではなくコーンフラワーだったりする。セットで頼めばコーン油で揚げるフライドポテトに、コーンシロップの入った炭酸飲料。おまけに持ち帰るビニール袋までもコーン製というから驚きだ。 

しかし、何もハンバーガーショップだけではない。豚肉、鶏肉、パン、ソース類、何を作るのにもコーンが原料になっていて、あるアメリカ人の髪の毛からはコーンの成分が検出されたという。もう、頭からコーンが生えてくるようなものである。


この話は2007年公開のアメリカのドキュメント映画『キング•コーン』で明らかになったものであり、コーン輸入大国の日本の国民である以上、決して人ごとではないのである。

コーンからできたジュースを飲み、コーンをエサとした肉をコーン油で揚げるなんて、コーン好きにとってこーんなに嬉しいことはないのかもしれないが、ちなみにここで言うコーンは、私たちがよく知るスイートコーンではなく、家畜飼料用のコーンである。つまり、我々はコーン産業の立派な家畜なのである。

世の中そんなに甘くない。


『カルテジアン劇場』とは、人間の脳の中には小びとが住んでいる劇場があり、その小びとによってスクリーン上に感覚的データが上映されている。というもの。

そう。私たちは24時間、いや、もう何十年と、『 WATASHI 』という映画を見ているのだ。


え? この前CTスキャン取ったけど、そんなヤツはどこにも写ってなかった?そりゃそうです。その『スキャンした画像を見ている』という映像を映し出していたのが、紛れもない、小びとなのだから。『エピソード156753 -スキャン撮りに行く-』とでも言おうか。

彼らを見ることは絶対にできない。だから、彼らの存在を絶対に否定することはできない。



ところで、
その映画楽しいですか?単調なストーリーに、少し、飽きちゃっていませんか? なんたって長~~い、ですからね。どんどん変化があれば、もっと見応えあるんですがね. . . 

ちなみに、わたしも今、『ORE  -ブログを書く編- 』を見さされていますが、とっても楽しいです。飽きません。だって、こうやってたくさんの方に読んでいただき、私の中では大ヒットです。アカデミー賞ものです。みなさんの作品も大ヒットして、興行収入No.1、獲れるよう切に願っております。

もっとも、映画なんて本人がおもしろければそれでいいのですが。



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