誰もが一度は『なんで攻撃』を受けたことがあるだろう、そしてしたこともあるだろう。

『お風呂入りなさい 』『何でお風呂入るの?』『入らないと汚いからよ』『なんで入らないと汚いの?』『ばい菌がいーっぱいだからよ』『なんでばい菌がいーっぱいなの?』『いいから入りなさい!』『なんでいいから入るの? ねぇ〜なんでなんでなんで . . . ?』『 . . . 』


まるで向かい合わせた鏡の中に自分の姿が無限に写し出されるように、理論的根拠はどこまで遡っても永遠に後退してゆく。




幼い頃、何もかもが不思議だった。見るもの全てが新しく、隣町に行くだけで大冒険だった。しかしそんな世界にも慣れ、同じような毎日に飽きてしまってはいないだろうか。

ものごとに『慣れる』『飽きる』というのは自分がそのコツを得た瞬間。と同時に自分の成長が止まった瞬間である。疑問を持つのをやめた時、人の成長は止まってしまう。

『?』は時を無限に遡る。しかしそれに反比例し『?』を持つ者は無限に未来へと前進してゆく。

前進したいなら疑問を持つのをやめないこと。


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