逆 説 幸 福 論

水のように考えること

タグ:社会心理学

『省エネNo.1』『Co2大幅削減』『エコカー減税』や『エコバッグ』に『エコポイント』..。巷に溢れ返る環境問題関連の謳い文句の数々。しかしそんなメーカーの言葉に踊らされ、気づかずにエコとは正反対へ進む消費者は後を絶たない。

例えば、環境のことを考えているとされる『エコカー』が売れれば売れるほど、ガソリンの消費量やCo2の排出量は上がってしまう。それにもし今の車が中古車になれば、日本や世界のどこかでその車は結局これからも走り続ける。

これは考えればすぐにわかることで、もちろんエアコンや冷蔵庫もこれに同じである。また、『エコポイント』が溜まれば溜まるほど、消費者はまた何度も何度もその店に買い物に来る。消費すればするほどゴミが出るのはきっとゾウさんやおサルさんでも知っている。

これでは正反対。挙げればキリが無いが、つまり、資源利用の効率化が進めば進むほど、資源は減っていくのである。まぁ、考えれば考えるほどエネルギーを使ってしまうので、今日はこのへんで。

 

ネームレター効果とは、自分の名前に含まれている文字やイニシャルを無意識に好むこと。

『名は体を表す』とはよく言ったもので、実際は性格や能力だけでなく、自分の名前とよく似た場所に住んだり、自分の名前とよく似た職業を選び、自分の名前とよく似た人と結婚しやすい傾向があるという。

例えば、高に住むおまつり好きの井さんがマッサージ師のサヨさんと結婚し、レーシアで挙式をする。先月に買ったばかりの愛車はもちろんMAZDAのMPVである。

といった感じに、人は無意識に自分の名前を意識する。一度自分の身の回りのものや好きなものの名前、調べててみてもいいかもしれませんね。


ある日、ロバを飼っていた父と息子が町へロバを売りに行く。ロバを引き連れて歩いていると、それを見た通行人に「せっかくのロバだ、乗らなきゃもったいないだろ!」と言われる。「それもそうだ」と納得した父親は息子をロバに乗せる

その後しばらく歩くと別の者に「元気な若者が親に歩かせるなんて親不孝だ!」と注意される。「確かに」と納得した息子は父親と交代し再び歩き出すが、今度は「自分だけロバにまたがり子供に歩かせるなんて悪い親だ!」と言われ、「それもそうだ」と納得した親子は二人でロバにまたがる

しかし、今度は「重くてロバが可哀相じゃないか!」と言う者が現れ、ついに親子は一本の棒にロバの両足をくくりつけ運ぶことに。するとロバは暴れ出し、川へ転落して流されてしまった。結局、他人の忠告を聞き過ぎた親子は苦労だけして何も手に入れることはなかったとさ。

人の意見を聞くこと、受け入れることは重要。しかし、あまりに受け入れるとそれはもはや自分の足で歩いているとは言えないだろう。皆さんも、ついつい自分が自分でなくなってはいませんか?

あ、そうそう。この記事にも納得、しなくていいですからね。

 

斉一性(せいいつせい)の原理とは、異論や反論を認めず集団が特定の方向へ進んでいくこと。

例えば裁判で、十分な証拠→目撃者の証言→アリバイの有無→過去の犯罪歴.. など、周りの異論•反論を受け付ける間もなく淡々と話を展開する。しかしこれではただ文章を読み上げているだけで人が集まる意味が全くなく、単なる儀式になってしまう。また、裁判だけではなく政治に会議やスポーツなど、日常生活で頻繁に見られる現象でもある。

もっともらしい意見を畳み掛け相手に思考させる隙を与えない。そんな会議に限っていつの間にか悪い方向に進んでいたりするし、それでは時間の無駄だし、組織や個人は成長しないだろうし利益も生まれないしそれどころかそのうち考えて行動しなくなる。そう思いますよね。いや、そうに決まってる。以上!おやすみ!!

PCオフ!

アビリーンパラドックスとは、組織や集団が下した決断とそれを構成する全ての構成員の意見が相違すること。

例えば金曜日の仕事終わりに上司が部下数人を飲みに誘う。部下たちは嬉しそうについてくるが、実はあまり乗り気ではない。というのもその日は雨だったし、そもそも部下たちはあまりその上司のことが好きではない。しかし別の部下たちが嬉しそうについて行くので「自分だけ行かないわけにはいかない」と、ゾロゾロと同調する。

一方上司は上司で実はその晩あまり体調が優れず、できれば早く帰りたかったが、ここ最近元気のない部下たちを見かねて飲みに誘った。つまり、だ。その晩、飲み会に行ったメンバー誰ひとりとして行きたくなかったのである。

このように、本音でのコミュニケーションが取れておらず、必要もないのに全員がやりたくなかったことを全員でやっているケースは決して珍しくない。まったく、二日酔いでもないのに頭が痛くなってきました..。


フレーミング効果とは、表現方法で対象への価値観が変わること。

例えば、

A. 成功率が90%の手術
B. 失敗率が10%の手術


受けたいのは間違いなくAだろう。しかし両者は全くもって同一の手術である。

他にも、

A. 10%オフ
B. 1万円引き


や、

A. タウリン1g
B. タウリン1000mg

A. めっちゃ快調なお通じ 
B. 下痢

A. パソコンのちょっと機能落としたやつ
B. スマートフォン

A. みんなアウト 
B. ノーヒットノーラン達成

A. とても熱心な説得
B. 脅迫

A. 1位
B. 誰よりも愛してる


.. などなど、同じことを言っていても言い方一つで大きく印象が変わってくる。そして印象が変われば行動も変わり、その差はのちにとてつもなく大きなものになる。

気をつけてくださいね。「自分は大丈夫」だと思ってる人ほど、そうじゃない人に比べて10:0(じゅうゼロ)で痛い目に遭ったりするんですよ。


自己成就予言とは、根拠のない話を信じた結果、それが現実化してしまうこと。

例えば、ある銀行が「倒産の危機に瀕しているらしい」というウワサを聞けば、皆がこぞって預金を下ろしにいき、結局そのせいで銀行は本当に倒産してしまったり、血液型で「A型は几帳面」「O型は大雑把」などと言われると、A型の人の几帳面な部分ばかりや、O型の人の大雑把な行動ばかりに意識がいき、納得する。そしてそれは自分自身にも..。

しかし、そう考えれば世の中は、我々が思っているより意外とカンタンに思い通りになるのかもしれない。そう、やはり思考は現実化するのだ。

ま、たいした根拠はありませんが..。


茹でガエル現象とは、沸騰した鍋にカエルを入れるとビックリして逃げ出すが、真水からじわじわ沸騰させると気づかずに死んでしまうこと。

残酷だが、あくまでもたとえである。つまり、これによく似たことが人間社会では日常的に起こっているのだ。

企業、政党、組合、グループ..。ヒトはいったん組織に入るとゆっくりとした変化には気づきにくく、いつの間にか取り返しのつかない事態に。「上から降りてくる仕事を無難にやっていればいいだろう」「クビにならなければそれでいいかな」「挑戦より安定」..。

そう、現状に甘んじていつまでもぬるま湯に浸かっていてはいけないのだ。



傍観者効果とは、事件が起きた際、その傍観者の数に比例して助ける人が少なくなること。

真夜中に暴漢に襲われたとみられる女性の悲鳴が聞こえ、慌てて飛び起きたあなたは窓の外を見る。すると、女性の姿は見えないが、自分と同じように窓を開け、外を覗き込む人がたくさん。「まぁ、これだけいれば大丈夫だろう」と、カーテンを閉めた。しかし、翌日、女性は帰らぬ人に。

いじめ、パワハラ、セクハラ、政治的危機、事件でなくとも迷子やお年寄り、往生している車に外国人..。

観ている人が多ければ多いほど、誰も助けない。

そんな見て見ぬフリをしている人こそ、いつか白い目で見られるに違いない。 



腐ったりんご効果とは、集団の中に悪影響を及ぼす人間が一人でもいると、その集団全体がダメになってしまう傾向のことで、痛んでいないりんごの中に、一つでも腐ったりんごを入れると全部腐ってしまうことからこう呼ばれている。

「何でアイツだけ掃除してないの?」「何でサボってる人と同じ給料なの?」

ならオレも..

「自分は大丈夫」と思っている人ほど危険である。マジメで信念が強ければ強いほど、同じ立場にいる人間がサボっているのを見るとそれだけ不公平さを感じやすく、簡単に伝染してしまう。

気をつけよう。

いくら芯が硬くても、腐ってしまうことはあるのです。


カラーバス効果とは、直訳で「色を浴びる」という意味で、意識していることほど関係する情報が自分のところに入ってくること。

例えば、「今日のラッキーカラーは赤です」などと言われると、赤が他の色よりも際立って見えてくるような現象を指す。

また、この効果は色だけに留まらない。ひとたび「新作のエルメスのバッグが欲しいなー」と思えば、雑誌を見ても、テレビを点けても、電車の中でも、喫茶店でも。「あれ、こんなにみんなエルメス持ってたっけ?というくらい街中がエルメスだらけになり、エルメスが押し寄せてくるだろう。

そう、ヒトは気になるモノに一度ピントが合ってしまうと、他はボヤけてしまい、元に戻らなくなる。

つまり、逆に言えば、人気が急上昇しているものというのは、あなたの中で急上昇しているだけで、世の中は何一つ変わってなかったりする。

どうです?ピンときましたか?



それでも得る♀




面倒見がいいと評判だが、これまであまり話をしたことのない上司と食事に行くことに。


その晩、上司はあっさりしたものが食べたいと思っていた。しかし若い部下を気遣って、『よし、ステーキでも行くか?』と、提案します。一方の部下も、体調が悪くあっさりしたものが食べたかったが、上司を気遣い『ステーキいいですね!さすが部長!』、と。さらにそれを見ていた他の部下もすかさず意見を合わせる。

そして一行は誰も行きたくないステーキハウスへと . .





これは相手のことを考え意見がぶつかるのを先読みした人たちが、互いに望んでいない未来を生み出してしまうパラドックス、 いや、あるあるである。



『話し合えばうまくいくはず』が、話し合ったせいでうまくいかない。

人間は『反対』という行為をするとき、いくら自信があっても心のどこかには少なからず不安を潜ませているもの。ならたとえそれが自分の意思に反していても、『賛成』の方がエネルギーを使わず、ずーっとラクでいいのだ。

そう。全員の意見が一致 = 全員の意思が一致、とは限らない。



読むのは空気ではなくココロ。



その人、

ホントにステーキ食べたそうですか?





Well done!!

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