皆さん。皆さんは見た夢の内容って覚えていますか?
え?あまり夢を見ない? いいえ、ヒトはみーーんな毎日見てるそうですよ、夢。覚えていないだけらしいです。
さて、そんな皆さんは蝶の夢見たことありますか? いえ、蝶野の夢じゃありません。蝶の夢です。でもどっちでもいいです。蝶でも蝶野でも。重要なのはそこじゃありません。
続けます。
自分が夢の中で蝶か蝶野になってひらひらと大空を舞ったことはないでしょうか? そして目が覚める。夢見ていたことに気づきますね。
でも、もしかしてそれ、あなたが目を覚ましたのではなく、蝶があなたの夢を見始めたのではないでしょうか? 今あなたが見ているこの世界は、所詮、どこぞの蝶が見ている夢に過ぎないのかもしれません。
その証拠に夢の中のあなたは蝶になりきって羽ばたいていましたよね。おそらく自分が蝶だということを疑わなかったはず。あなたが今現実だと思っているこの世界も同じ。あなたは自分が人間であることを一切疑ってはいませんよね。つまり、人間になりきっている。なんら違いはないのではないでしょうか。
え?夢では痛みを感じない?
私は夢の中でも痛みを感じたことは何度もありますし、逆に麻酔や寒さで手がかじかんだ時など、現実で痛みを感じなかったこともあります。それにもし私たちが現実で死んでしまったら、な~んの痛みも感じないじゃないですか。痛みを感じないのはなにも夢の世界だけではないですよね。だから覚醒状態と睡眠状態の違いを証明するものなんてないんです。
人生もまた一夜の夢のよう。楽しい夢もあれば、悪夢を見ることだって。
そして何故かうまくいっているときは楽しい夢を見やすく、落ち込んでいるときは悪夢を見やすい。
そう。夢は現実の投影であり、現実は夢の投影。
ならあなたが現実で、
蝶のように、羽ばたくこともできるはず。