現実の揺らぐ話をしましょう。
自分が蝶になって、ゆうゆうと花と花の間を飛び回る夢を見たことはありませんか?
そうでなくとも、似たような夢を見た方は少なくないと思います。
ちょっと待って下さい。
それ、
蝶があなたの夢を見ているだけ。
な、ことありませんか?
そもそも覚醒状態と睡眠状態の違いを証明するものなんてないんです。
私たちは夢と現実すら区別できない生き物なんです。
え?夢では痛みを感じない?
私は夢の中でも痛みを感じたことは何度もありますし、逆に麻酔や寒さで手がかじかんだ時など、現実で痛みを感じなかったこともあります。それにもし私たちが現実で死んでしまったら、な~んの痛みも感じないじゃないですか。痛みを感じないのはなにも夢だけではないですよね。
え?感覚でわかる?
人間の感覚なんてアテにできません。私はこれまでにも何度もダマされてきました。 感覚に頼り、塩加減を間違えたこともありますし、感覚に頼りカーナビを使わずにいたら道を間違えたこともあります。 かわいい女の子に直感でついていったらぼったくりバーだったこともあります。そのときばかりは『夢だったら良かったのにー!!』 . . って. .
失礼。
これらは全て私の体験談ですが、皆さんにもご自身の感覚を信じて、裏切られた経験はきっとあるはずです。
どうですか?
少し揺らいできましたか? 現実。
そうです。
私たちは蝶の夢を見ている人間かもしれないし、
人間になった夢を見ている蝶かもしれないのです。
でも、
一つだけ、
たった一つだけ、
証明できることがあります。
こうやって『考える』という行為ができるのは、
私たちが、今ここに存在しているからじゃないですか?
そうです、
考えることは、私たちが存在している証なのです。
考えることは、この世界に存在することなのです。
あなたが考え続ける限り、
誰にもあなたの存在は否定できないのです。
どんな世界にいようとも、
あなたが意志を持つ限り、
あなたは絶対に死なないのです。
*お知らせ
『逆説幸福論』facebookページを開設させて頂きました。
どうぞお気軽に遊びにおいで下さい。今後ともよろしくお願い致します。
にほんブログ村
『クリック』→『ランキング反映』です。
よろしくお願い致します!!