この広い広い世界のどこかに、音を立てずに倒れる木が存在するという。 その木はある国のある森の奥深くに生えており、ある時期なるとに急に倒れるらしいのだが、誰もその音を聞いたことがなければ、その姿カタチさえも誰も見たことがないという。

ん?ちょっと待てよ。誰もその姿や音を知らない?誰も見たことがなければその木の存在を証明するのには証拠が不十分過ぎやしないか?そんなもの存在しないことと変わらないだろ。

そう、その通り。誰も見たことないものなんて存在しないことと変わらない。イコールこれはガセネタ。エイプリルフールが終わったというのに申し訳ない。

でも、ということはこれと同じようにいくら自分が画期的なアイディアやスベらない話を持っていても、誰かに聞かれたり見られたりしなければそれは存在しないことと同じで、どれだけ心の中で人に感謝をしていても、どれだけ相手のことが好きでも、伝えなければはじめから存在しないことと変わない。つまり行動を起こさなきゃ自分はこの世に存在しないことと同じなんじゃないか。

倒れたって起き上がればいい。行動を起こすことであなたはこの世界に在り続ける。

スベっても知んないけどね