レーダーをくぐり抜け、突如現れる雷雲。街を暗黒の雲で包囲したかと思えば、まるで水瓶をひっくり返したかのごとく、人々を恐怖の海に陥れる。そう、ゲリラ豪雨。

もちろん人々の命を支える恵みの雨でもあるのだが、傘を忘れた人にとっては大惨事。靴の中はもちろん、下着やカバン、携帯までアウトなんてことも。

そんなゲリラ豪雨に見舞われる人々を少しでも救おうと、気象予報士は日々汗を流す。しかし、あまりのゲリラさに、熟練した予報士でさえ捉えきれないことも多々。気象庁はスーパーコンピューターの開発や改良を進めるが、現実問題難しい。

でも、きっと研究が進めば、このゲリラ豪雨も分単位で、あるいは地域単位で予想が立てられるはず。ん?でも、なんかおかしくないか?ゲリラ豪雨が予想できたらゲリラではないのではないか。アイドルが自らのゲリラライブを告知するように、ゲリラ豪雨を予想できてしまっては、まったくゲリラ豪雨ではなくなってしまうではないか。

まあ、わかりませんね。その頃には呼び名が変わっているかもしれませんし、変わってないかもしれません。なんせ未来はいつも、ゲリラ豪雨のように、予想通りにはいきませんから。