地球上のいたるところに存在し、その多くは病原体としてしられる細菌。その細菌を殺してしまおうというのが『殺菌』である。現代人は菌を嫌い、増殖する菌を人類の最大の敵と見なす。

しかし、菌を殺し過ぎればやがてその反動が人々に襲いかかる。というのも、例えば、小さい頃から外で元気よく遊び回っている子供の多くは、菌や微生物への耐性ができており、アトピーやぜんそく、その他の感染症にもかかりにくいそうだ。

つまり、あんまり殺菌し過ぎると、かえって細菌に弱くなってしまう、とも言えるのである。

なんでも神経質になり過ぎるのは、よくないですね。