非凡と平凡。

一般的に、才能があり、フツーではない、非凡なものに人々は群がる。一方で、優れた特色もなく、面白みに欠ける平凡なもののことは無視同然。

そうなればもちろん、人は自然と躍起になって非凡を目指す。ところがどっこい、非凡になろうとすればするほどいつのまにか平凡になっていく。結局多くの人がそうなろうとしているからだ。

つまり、「非凡になる」ということほど平凡なアイディアはないのだ。